テレビドラマや映画で活躍を続けている佐藤二朗さん。
コメディからシリアスまでジャンルを問わず幅広い役柄を演じ、その個性的な演技は多くの視聴者の心に残こる、魅力溢れる俳優です。また、映画「はるヲうるひと」では原作・脚本・監督を務め、韓国の江陵国際映画祭で優秀脚本賞を受賞するなど脚本家としても活躍しています。
そんな佐藤二朗さんの学生時代にスポットをあて、エピソードを交えご紹介させて頂きます。
【学歴】佐藤二朗の出身大学・高校のエピソードまとめ!
出身大学(信州大学)
住所:長野県松本市旭3丁目1-1
引用元URL:信州大学、Googlemap
佐藤二朗さんは、高校卒業後「信州大学」に進学をします。在籍していた学部は「経済学部」で、1992年に卒業しています。「経済学部」は現在「経法学部」という新たな学科になっており、経法学部のキャンパスは、松本キャンパスで長野県の松本市にあります。
信州大学/基本情報
- 信州大学は、昭和24年(1949年)に7つの学校が併合し設立された。令和7年(2025年)現在は、8学部(人文学部、教育学部、経法学部、理学部、医学部、工学部、農学部、繊維学部)あり、国内唯一の繊維学部は化学・材料学科分野において世界トップクラス。
- 偏差値:52.5(経法学部)/2025年4月時点情報
引用元:みんなの大学情報
- 特色
・大学の研究成果を地域に生かすため、大学と企業のマッチングを図っている。
・海外から著名な研究者を招へいし、研究力の強化や若手研究者の育成にも取り組んでいる。

佐藤二朗さんは、なんで信州大学を選んだのかな?

佐藤二朗さんは、受験をして合格したからという理由から、信州大学を選んだようだよ!べつだん経済に興味があったわけじゃないんだって!
主な卒業生
引用元:猪瀬直樹公式サイト、小平奈緒公式ホームページ、DuckSoup|野間口徹猪瀬直樹さん 小平奈緒さん 野間口徹さん
引用元:TEICHIKU ENTERTAINMENT、宮崎吾朗ーWikipedia、信州大学谷本賢一郎さん 宮崎吾朗さん 土井里美さん
信州大学の卒業生には多くの才能を持った人材が卒業しており、政治家の猪瀬直樹さん、スケート選手の小平菜緒さん、俳優の野間口徹さん、タレントの谷本賢一郎さん、アニメ監督の宮崎吾朗さん、アナウンサーの土井里美さん等が卒業されています。

卒業生の宮崎吾朗さんは、ジブリ映画だけでなくジブリパークにも携わっていたらしいね?

そうだね!デザイン監修として関わって、ジブリの世界を体験できる公園施設をつくったんだ!
大学時代のエピソード
引用元:ファッションスナップ
たとえば、お客さんが車で来られたら、フロントマンが車のキーを借りて駐車場まで車を移動させるんですけど「俺は絶対運転しない」っていう人がいたり(笑)。なんで運転しないかの理由は怖くて聞けなかったですね。
引用元:マイナビ学生の窓口
佐藤二朗さんは、大学在籍期間中、友人と一緒に旅館のフロントのアルバイトをしていたそうです。中には個性的な従業員もいて、刺激的な職場環境だったことがうかがえます。その経験を参考に、オムニバス形式の舞台『ラフカット2018』の脚本を書いたそうです。
当時の彼女との出会いもこの時期だったそうで、友人や彼女と働いた旅館には佐藤二朗さんの青春時代がたくさん詰まっていることでしょう。
そこで大学1年生のときに、今も残っている『劇団 山脈(やまなみ)』という歴史のある古い劇団でせめてお芝居をやろうかなと思ってガイダンスを受けに行きました。
引用元:マイナビ学生の窓口
また、大学には歴史ある演劇サークル「山脈(やまなみ)」がありますが、佐藤二朗さんは入らなかったそうです。ガイダンスを受けに行きましたが、厳しそうだと思ってやめたそうですよ(笑)
出身高校(愛知県立東郷高等学校)
住所:愛知県愛知郡東郷町春木狐塚3801ー2
引用元URL:東郷高等学校ホームページ、Googlemap
佐藤二朗さんは、「愛知県立東郷高等学校」を卒業しています。英会話部に所属していましたが、幽霊部員だったそうです。また、愛知県立東郷高校は、カヌーの強豪校としても有名ですよね!
愛知県立東郷高等学校/基本情報
- 愛知県立東郷高等学校は、進路や適性に合わせた選択型のカリキュラムが組まれている。1年生に基礎学力を身につけ、2年生から「美術コース」を選択することで一般教科と専門的な美術の学習ができる。
- 偏差値:49
引用元:みんなの高校情報
- 特色
・生徒個々に合わせたきめ細かい学習指導を行う。
・普通科にある、県内唯一の美術コース。

佐藤二朗さんは、高校時代はどんな様子だったのかな?

高校時代は、女の子と話す度とても緊張していたそうだよ。その意識は20代前半ぐらいまで続いたみたい。
主な卒業生
引用元:段田男「一通の手紙」PV、アーティスト情報|兵藤ゆき段田男さん 兵藤ゆきさん
愛知県立東郷高等学校の卒業生には多くの才能を持った人材が卒業しており、音楽界では、元演歌歌手の段田男さん、芸能界からは、タレントの兵藤ゆきさんなどが卒業されています。

卒業生の段田男さんは、引退後歌謡教室を開講したんだよね?

そうだね!段田男さんは、「段田男歌謡教室」で歌の指導をしているみたいだね。教え子の中から2人のプロ歌手が誕生したんだ!
高校時代のエピソード
引用元:筆者作成(高校時代の画像が無かったのイメージ画像です)
私ね、中学生や高校生の時ね、授業でね、板書するでしょ、板書。いま板書って言わないのかな。要するに先生が黒板に書いた字をね、生徒がノートに書き写すことね。それを板書っていうんだけどね、その板書をするとね、必ず僕はね、先生の字の「影響」を受けたのね。モロに受けたのね。
引用元:|AERA DIGITAL
佐藤二朗さんは、高校や中学の頃、板書の字が授業によって違っていたそうです。カクカクした文字や丸い文字、先生の字の特徴に影響を受けてしまい、困惑したとか。その影響の受けやすさが、今は俳優の仕事に生かされているのでしょうね。
スリッパやサンダルは、かかとが出るなんてことは当たり前。つま先さえ入らないこともある。そうなるとほぼ裸足だ。高校の修学旅行でスキーに行っても俺だけ足に合うスキー靴がなくて見学。ボウリングに行くとみんなのレンタルシューズはマジックテープなのに俺のだけ紐。居酒屋や銭湯の靴ロッカーでは、両足の靴が一個のロッカーに入り切らず、片方ずつ入れて二個分のロッカーを使う。
引用元:AERA DIGITAL
また、佐藤二朗さんの足の大きさは31㎝と大きく、スリッパやサンダルからかかとが出るのは日常だそうで、高校の修学旅行のスキーは合う靴がなく自分だけ見学だったという悲しい思い出があります。
俳優になった後も、時代劇で合う足袋がなくスタッフから呆れられたり、足のサイズで困ることが多々あったようです。
出身中学校・小学校
住所:愛知県愛知郡東郷町諸輪北山126
引用元URL:東郷町立東郷中学校:投稿ユーザーアルバム/ホームメイト、Googlemap
佐藤二朗さんは、「東郷町立東郷中学校」を卒業しています。軟式テニス部に所属していましたが、こちらも幽霊部員だったそうです。この東郷町立東郷中学は、1970年まで愛知県立旭野高等学校東郷分校と校舎の一部を共用していました。
主な卒業生
引用元:林琢真|横浜DeNAベイスターズ、馬瓜エブリン|デンソーアイリス林琢真さん 馬瓜エブリンさん
愛知県(都道府県)東郷町立東郷中学校卒業の有名人では、野球選手の林琢真さん、バスケットボール選手の馬瓜エブリンさん等が卒業されています。
住所:愛知県愛知郡東郷町白鳥2丁目5ー5
引用元URL:東郷町立高嶺小学校|学校日記、Googlemap
佐藤二朗さんは、「東郷町立高嶺小学校」を卒業しています。少年野球チームに所属していて、1番ショートでした。この東郷町立高嶺小学校は、校庭に緑豊かな自然の中でのびのびと過ごせる「高嶺の森」という場所があるそうです。「わんぱくジム」という名で親しまれている遊具は、放課後の子供たちの憩いの場となっています。
主な卒業生
引用元:FLY Magazine馬瓜ステファニーさん
愛知県(都道府県)東郷町立高嶺小学校卒業の有名人では、バスケットボール選手の馬瓜ステファニーさん等が卒業されています。
小中学校時代のエピソード
引用元:Xここ数日母が家におり、
— こづち (@0v0kozuchi) June 4, 2021
テレビを見る機会が正月ぶりにあったのですが、
唯一おもしろかったのは
佐藤二朗さんの中学生の時の写真です。
後ろのブロック屏がいい味だしてます。
笑顔になりました。 pic.twitter.com/NJEat8MFqG
佐藤二朗さんは、小学生の頃、落ち着きがなくじっとしていられない子供だったそうで、毎年「落ち着きがない」と通信簿に書かれていたということがありました。
また、俳優を目指すきっかけは小学4年生の学習発表会だったそうです。芝居の楽しさに目覚め、俳優になるのは運命だと考えたとのこと。脇役にもかかわらず台詞が多く、その演技は観客の笑いを誘ったそうです。幼い頃から観る人を引き付ける存在だったのでしょうね
【学歴】佐藤二朗の妻との馴れ初めは?強迫性障害の症状は?
佐藤二朗の妻との馴れ初めは?
引用元:佐藤二朗X(Twitter)27年前、当時劇団(今はユニット)「ちからわざ」を旗揚げする時、当時の彼女(今の妻)が「劇団の名前さ~『劇団足30センチ』はどう?」と無責任に言い放ち、言い放ったあと自分で20分ほど笑い、劇団員たちにその名前を提案したら1時間ほど無視されたのを急に思い出したが、まあアレだ。青春だったな。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) April 20, 2023
妻とは役者の下積み時代に出会い、8年間の同棲を経て2003年に結婚したそうです。本名は公開されていませんが、佐藤二朗さんはSNS上で「ルミねえ」と呼んでおり、時折惚気話を投稿しています。
佐藤二朗さんは、1996年に役者仲間に声をかけ「ちからわざ」という劇団ユニットを旗揚げしました。その時の役者仲間にルミねえがいたのではと言われています。
それにはこんな理由があるようです。
理由①
妻は元舞台女優で、佐藤二朗さんとは俳優養成所で知り合った。
理由②
交際が始まったのは1995年から1996年頃。
妻と出会った20代は役者一本で食べていける状況ではなく、俳優か就職か中途半端な気持ちで受けた数々の面接は通らず、新卒で入社した会社も1日で辞めてしまいました。
アルバイト生活をしながら俳優を目指しましたが、結局道は開けず、広告会社の営業職に就きました。しかし、夢を諦めきれず再び俳優を目指したそうです。
「ちからわざ」を旗揚げし、俳優活動に勤しんだ結果、現事務所の社長に声をかけられ所属に至ります。その後俳優で食べていけるようになり、妻にプロポーズをしたそうです。
風呂なしアパート生活など苦悩を共にした2人、当時の彼女は「悔いの残らないように好きなことをやれば?」と思っていたそうで、そのさっぱりした態度がプレッシャーにならず、夢を追う事が出来たのかもしれませんね。

佐藤次郎さんの生い立ちをたどっていくと、俳優として安定して稼げるようになるまで大変だったのかな?

そうだね。中々売れない辛い時期、妻の存在は心の大きな支えになっていただろうね。
佐藤二朗の強迫性障害の症状は?
引用元:佐藤二朗X(Twitter)「強迫性障害」。小学生時に発症。あまりにキツく「memo」という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 6, 2024
佐藤二朗さんは、小学生の頃「強迫性障害」を発症したと自身のSNSで語っています。「memo」の主人公と同じく、メモ癖に悩んでいたそうです。
「強迫性障害」とは強い不安や恐怖から、日常生活に支障が出てしまう病気のことです。例えば「鍵を閉めたか」「手が汚いのではないか」と不安になって何度も確認したり、過剰に手を洗ってしまうということがあります。
発症の原因は特定されておらず、遺伝や環境、ストレスによる脳の機能障害など様々な要因が考えられています。また、完璧主義やこだわりが強い人はなりやすいとも言われています。
この強迫性障害は100人に2~3人と身近な病気です。しかし、周囲からの理解を得られず、症状からくる悩みを抱え込む人も少なくありません。それにはこんな理由があるようです。
理由①
怪我のように外からはわからない。
理由②
ただのこだわりが強い人に見える。
強迫性障害は外傷があるわけではない為、周囲に気づいてもらえない場合があります。また、単なるこだわりが強い人、気にしすぎな人など理解が得られにくいこともあります。
しかし、やり過ぎとわかっていても強迫行為がやめられない強迫性障害は、いわゆる性格だからという理由では片付けられません。
深刻化すると、自身の行動だけでは不安が解消されず周囲にも強迫観念や強迫行動を強いる「巻き込み症状」につながります。治療による改善も難しくなる為、周囲の理解と協力が必要になります。

明るい佐藤二朗さんだと外見からは強迫性障害があるとは分からないよね?

そうだね!外見からはわからないからこそ理解を深めていく事が大事なんだね。きちんと病気であることを理解して、正しく治療できる環境にしていくことが大切だね。
佐藤二朗 プロフィール
引用元:佐藤二朗 オフィシャルサイト
プロフィール
- 名前:佐藤二朗(さとうじろう)
- 本名:佐藤二朗
- 愛称:じろっぺ(幼い頃のあだ名)
- 生年月日:1969年5月7日
- 年齢:55歳(2025年4月現在)
- 出身地:愛知県春日井市
- 血液型:A型
- 趣味:野球観戦(中日ドラゴンズのファン)
- 特技:定食の食べ物をほぼ同時に食べ終わること。
- 所属事務所:フロム・ファーストプロダクション