ボサノヴァ界で長年にわたり活躍を続けている小野リサさん。
ブラジルと日本、二つの文化を背景に、温かくやわらかな歌声でボサノヴァの魅力を日本に広めてきました。
そんな小野リサさんの学生時代にスポットをあて、音楽との出会いや青春時代のエピソードを交えてご紹介します。
【学歴】小野リサの出身大学・高校のエピソードまとめ!
小野リサさんは高校卒業後、大学には進学していません。早くから音楽の道に進むことを決意し、学業よりも実践の場で経験を積むことを選びました。
出身高校(頌栄女子学院高等学校)
住所: 東京都港区白金台2丁目26-5
引用元URL:Wikipedia、Googlemap 出典: Googleマップ
小野リサさんは、「頌栄女子学院高等学校」を卒業しています。ギターを片手に、学業と音楽活動を両立させながら、音楽への情熱を深めていきました。
この頌栄女子学院高校は、キリスト教に基づいた教育が盛んなことでも有名ですよね!
創立以来、毎朝の礼拝を大切にし、聖書や祈りを通して“人としての豊かさ”を育むことを重んじている学校です。静かな時間の中で心を整える習慣が、頌栄らしい落ち着いた校風を形づくっているのでしょうね。
頌栄女子学院高等学校/基本情報
- 頌栄女子学院高等学校は、「普通科」が設置されており、高校1年は全員共通カリキュラム、2年から文科コース/理科コース、3年では理科コースと、さらに細分されていきます。
引用元:みんなの高校情報
- 特色
・キリスト教主義校で、聖書の時間、礼拝形式の式典、礼拝行事などを教育活動に取り入れています。
・帰国生受け入れ制度があり、在校生の約2割が帰国生で、帰国生と一般生が混在するクラスや特別英語授業などを導入しています。

小野リサさんは、高校時代の成績はどうだったんだろ?

小野リサさんの高校時代の成績については公表されていないけど、進学校である頌栄女子学院で学業と音楽活動を両立していたことから、真面目で努力家だったと思うよ!
主な卒業生
小泉恵未さん 小野澤玲奈さん 前田真理子さん 引用元:引用元:ORICON NEWS、日刊スポーツ、ORICON NEWS、ORICON NEWS、文春オンライン、日本経済新聞Fayrayさん 高橋ひとみさん 日高のり子さん
頌栄女子学院高等学校の卒業生には多くの才能を持った人材が卒業しており、放送界ではアナウンサアーの小泉恵未さん、小野澤玲奈さん、前田真理子さん、芸能界では、歌手のFayrayさん、女優の高橋ひとみさん、声優の日高のり子さん、などが卒業されています。

卒業生の高橋ひとみさんは、“水谷千重子50周年記念公演”の大千穐楽を迎えたそうだね。?

そうだね!インスタで見た。すごく楽しそうだったね、写真いっぱい載せてたね!毎日楽しかった”って書いてて、ほんとに充実してたんだろうね!
高校時代のエピソード
引用元:BBCnews japan、photo-acサッカーの王様 ペレ氏 ブラジルで有名な国民食:フェジョアーダ
15歳の頃、小野リサさんはギターを弾きながら歌うようになりました。
きっかけは、父親がサッカーの王様ペレから贈られた一本のギター。父はその大切なギターを娘に託し、リサさんはその音色に惹かれるようにボサノヴァの弾き語りを始めました。
17歳になると、父の経営するブラジル料理店のステージで歌うようになります。1974年に開店したこの店は、日本で初めてブラジル料理とライブ音楽を楽しめる場所として知られていました。
リサさんは、店内に響くサンバやボサノヴァのリズムに包まれながら、観客の前で初めて歌声を披露します。あの瞬間が、彼女にとって音楽人生の確かな第一歩になったといいます。
高校時代のリサさんは、学業と音楽活動を両立させながら、日々ギターを弾き、歌い、音楽への思いを深めていきました。家庭と学校、そしてステージの三つの世界を行き来する中で、彼女の中に“音楽とともに生きる”という芯が少しずつ育ったようです。
出身中学校・小学校
住所:東京都港区白金台2丁目26-5
引用元URL:Wikipedia、Googlemap 出典: Googleマップ
小野リサさんは、「頌栄女子学院中学校」を卒業しています。中学時代には銀座のヤマハに通い、アントニオ・カルロス・ジョビンのアルバムを手にしたことでボサノヴァに出会いました。
この頌栄女子学院中学は、英語授業の時数が標準より多くで帰国子女を多く受け入れていますよね!
主な卒業生
引用元:ORICON NEWS、スポニチ音無 美紀子さん 野口 葵衣さん
東京都港区白金台にある頌栄女子学院中学校卒業の有名人では、女優の音無 美紀子さん、アナウンサーの野口 葵衣さん、等が卒業されています。
引用元:Wikipedia,Cultura Japonesaサンパウロで日系ブラジル人の子どもたちが通う学校
小野リサさんはブラジル・サンパウロで生まれ、幼いころは日系ブラジル人の幼稚園と小学校に通っていました。
学校ではポルトガル語を使い、家庭では日本語で過ごすという二言語の環境で育ち、日系学校では「ふるさと」など日本の童謡を歌っていたそうです。
ブラジル出身の有名人
引用元:ORICON NEWS
ブラジル出身の有名人では、日本で俳優活動そしている夕輝 壽太(ゆうき じゅった)さんがいらっしゃいます。
小中学校時代のエピソード
引用元:大森,Cultura Japonesa、Amazon小野リサさんが帰国後に過ごした大森の風景 アントニオ・カルロス・ジョビン
小野リサさんはブラジル・サンパウロで生まれ、日系ブラジル人の幼稚園と小学校に通っていました。
学校ではポルトガル語、家庭では日本語というバイリンガル環境の中で育ち、日系学校では「ふるさと」など日本の童謡を歌っていたそうです。また、街にはいつも音楽が流れており、自然と音楽が身近な存在になっていきました。
1972年、父親の「日本に帰る」という突然の決断により、10歳で日本へ。本人が「ものすごくショックでした」と語るほどの別れでしたが、東京都大田区大森で新しい生活を始め、地元の公立小学校に編入します。
最初は戸惑いながらもすぐに日本の学校生活になじみ、小遣いで買った10枚のレコードを大切にしながら、音楽への情熱を持ち続けました。
進学した頌栄女子学院中学校は、偏差値60の名門女子校です。帰国子女として新たな環境に身を置くなかで、彼女は音楽への情熱をさらに深めていきました。当時は、銀座のヤマハに足を運んでボサノヴァのアルバムを探すほど、音楽への関心が高まっていたといいます。
特にアントニオ・カルロス・ジョビンのアルバムを手に入れ、その音を聴いた瞬間、心の奥に懐かしいブラジルの風が吹き抜けたといいます。ポルトガル語の響きや穏やかなリズムが、幼い頃に耳にした街の音や家族の記憶を呼び覚まし、自然と涙がこぼれたこともあったそうです。
それ以来、リサさんは毎日のようにジョビンの曲を繰り返し聴き、ギターでその音を再現しようと夢中になりました。放課後には学校の音楽室にこもり、コードを一つずつ確かめながら指先を痛めつつ練習を続けたといいます。
ボサノヴァの静かなリズムと詩のような歌詞は、言葉にできない感情を優しく包み込むものでした。中学生のリサさんにとって、それは“ふるさと”と“今”をつなぐ大切な音だったのかもしれません。
ギターを学ぶために九州まで足を運ぶほどの熱心さを見せ、この頃から音楽の道が少しずつ形を帯びていきました。
【学歴】小野リサの実家の料理店はどこ?国籍はブラジル?
小野リサの実家の料理店はどこ?
引用元:食べログ、Google map
【Saci Pererê(サッシペレレ)】
東京都新宿区本塩町4−40 光丘四谷ビル B1階
小野リサさんは、17歳の時に東京・四谷の「サッシペレレ」で歌っていたと言われています。実際のところはどうだったのでしょうか。
関係者の証言や公式情報によると、「サッシペレレ」は1974年に開業した日本初のブラジル料理と音楽の店で、小野さんの父親が経営していたと言われています。
毎晩ブラジル音楽のライブが行われるお店で、リサさんも高校時代からこのステージに立って歌っていたそうです。本当に、家庭の中に自然と音楽が息づくような環境だったようですね!
そのような音楽的な家庭環境が育まれた背景には、こんな理由があるようです。
理由① 父親がブラジル・サンパウロで「クラブ一番」という店を営んでいた経験を持ち、日本でもブラジルの文化と音楽を広めたいという思いがあったこと。
理由② 家族全体が音楽を愛し、日常の中に常にリズムとメロディがあったこと。
小野リサさんにも、そんな温かい音楽の原点があったのでしょう。今となっては、家族と音楽に包まれた青春時代の、ちょっと誇らしい話ですね。

サッシペレレって、今もあるんでしょ?

うん、まだ四谷でやってるみたい。夜になるとボサノヴァが聴こえてくるって!高校生の頃から、あの雰囲気の中で歌ってたなんてすごいよね!
小野リサの国籍はブラジル?
引用元:筆者制作 ブラジルと日本をボサノヴァが繋ぐ
小野リサさんは、1962年にブラジル・サンパウロで生まれ、10歳の時に日本へ移住されたと言われています。
公的な情報やインタビューによると、小野さんは幼少期を日系ブラジル人として過ごし、学校ではポルトガル語、家庭では日本語という二つの言葉に囲まれて育ちました。
10歳の時に家族とともに日本へ移り住み、現在は「ブラジル生まれの日本人ボサノヴァ歌手」として各種メディアで紹介されていることから、日本国籍であると思われます。
それにはこんな理由があるようです。
理由① 両親が日本人であるため、出生地がブラジルでも日本国籍を取得
理由② 日系ブラジル人という表現で紹介されるときもあるが、これは「ブラジルで育った日本人」という意味合いでも使用される
2013年には、ブラジル政府から『リオブランコ国家勲章』を受章しています。ブラジルからも文化交流に貢献した日本人として評価されているようです。
小野リサさんにも、異なる文化のあいだで自分らしさを模索する時期があったのでしょう。今となっては、その“二つのふるさと”が彼女の音楽を温かく支える、大切な原点になっていますね。

小野リサさんは、ブラジル生まれなのに日本語があんなに自然って、やっぱり子どもの頃から両方の文化に触れてたからかな?

それは、言葉だけじゃなくて、音楽にも二つの国のリズムが混ざってるからじゃないかな?”ブラジルの風が吹く日本の歌声”って言われているものね!
小野リサ プロフィール
引用元:LISA ONO
プロフィール
- 名前:小野リサ(おの リサ)
- 本名:小野里沙
- 生年月日:1962年7月29日
- 年齢:63歳(2025年10月現在)
- 出身地:ブラジル サンパウロ
- 血液型:B型
- 趣味:音楽鑑賞・レコード収集
- 特技:ボサノヴァの歌唱・ギター弾き語り
- 所属事務所:MSエンタテインメント所属